よく見るとコンセントは左の穴のほうが長い! その理由は?

コンセントの穴をじっくりと見たことはありますか。よく見ると、コンセントは右の穴よりも左の穴のほうが少し大きいと気づくと思います。コンセントの穴は、右が7mmで左が9mmです。これは、右側の穴と左側の穴で役割が異なるからです。

コンセントの役目は電化製品に電気を流すことです。電気を流すには電圧が必要ですが、電圧がかかっているのは右側の穴だけです。左側の穴は右とは異なり、電気を逃がす役割があります。

通常、コンセントの電圧は100ボルトか200ボルトです。しかし、不具合が起きてしまったり、雷が落ちてしまったりすると、それ以上の電圧がかかってしまいます。そしたら、家電製品が壊れてしまいかねません。そのようなことを防ぐために、左側に電気の「抜け穴」が空いているのです。

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