AI(人工知能)によって失われる仕事

AI(人工知能)とは、推論や判断を行うことができる、知的な機能を持ったコンピュータシステムのことです。

科学技術の発達にともなって、優れた能力を持つ人工知能が登場し、人間の仕事を脅かすといわれています。

人間よりも機械のほうが得意な仕事に、たくさんのデータを仕分けしたり、間違いなく計算したりする仕事があります。そのため、税理士や薬剤師、司法書士や公認会計士は、今後、数が減っていくとかんがえられています。

また、決まった流れをこなす職業もなくなっていくと考えられているようです。これには、たとえば、ショップ店員やレジ係、レストランのスタッフ、事務員などです。

しかし、人工知能には不得意なこともあり、人間のすべての仕事がなくなることはないようです。

頭を使う仕事の中でも、たとえば、創造性が必要なクリエーターや研究者、弁護士、AIやロボットそのものを作るエンジニアなどは人間ではできない仕事のようです。

法律を扱うという点で仕事が似ている司法書士はAIの方が得意で、弁護士は人間のほうが得意なのは、弁護士には人間的なコミュニケーション能力が必要だからなのかなと思いました。

私たちは、AIが人間の仕事に取って代わる時代に生きているので、将来の夢を慎重に考えていきたいです。

参考文献: 中高生の科学 KoKademia手帳, 誠文堂新光社, 2022

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