夜空に輝くオーロラの謎! どうして寒い地域でしか見えないの?

一生に一度はオーロラを見にロシアやカナダに行きたいと思っている方も多いと思います。しかし、このオーロラ、実際は何なのかご存じですか。

オーロラは実は太陽の働きによって生じる現象なのです。太陽風というガスや放射線が地球に届き、これがオーロラとして見えるというわけです。

これらはフレアという現象によって起こります。フレアという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは太陽の表面で爆発が起こることです。フレアはとても激しい爆発現象で、高エネルギー粒子や巨大なガスの雲や放射線が発生したりします。

ガスや放射線と聞くと危ないものと思うかもしれません。実際、危ないもので、これが直接、地球にとどくことがあったら、地球上の生命のほとんどが死んでしまいます。しかし、地球には磁場があり、地球の磁場が形成する磁気圏が太陽風から地球の生命を「守って」いるのです。

この太陽風と磁気圏が衝突するとき、太陽風の力によって磁気圏が歪んだり縮んだりします。そのため、磁気圏のイオンや電子が両方の極(北極と南極)に引き寄せられます。その引き寄せられた電子が大気中の窒素や酸素と衝突することで化学反応が起こり、オーロラが発生します。オーロラの色は、それぞれの原子の特有の色です。

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・ 太陽風について
・ フレアについて
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