一塩基多型

スニップ / SNP / single-nucleotide polymorphism

ある生物集団のゲノム中の特定の部位に通常とは異なる1つの塩基が存在すること。1塩基の変異が一定以上の割合で広く集団内に存在するときに「一塩基多型(スニップ)」と呼ばれる。

スニップは、病気や投薬時の副作用の起こりやすさなどと関連する。また、ゲノムワイド関連解析(GWAS解析/genome-wide asociation study)で、一塩基多型は頻繁に用いられる。GWAS解析は、表現型と適合するゲノム中の遺伝子型を調べ、形質発現と関連する遺伝子を同定する集団解析の手法で、一塩基多型は遺伝子型の遺伝マーカーとして利用される。

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