ハチだと思ったらチョウだった! 葉っぱだと思ったら虫だった! 不思議な擬態の世界

この写真のハチ、実はハチではなくてガなんですよね。

では、下の写真は何にみえますか。よく見ると、目や鼻が見えてきませんか。

これらは昆虫の擬態(ぎたい)という性質によるものです。昆虫は擬態によって天敵に見つかりにくくなったり、逆に怖がられて敵を退けたりすることができます。美味しくない別の種の虫に擬態することで、実は美味しいのに、堂々と飛び回っている虫もいます。昆虫はこのようにして弱肉強食の自然の中で勝ち抜いてきたのです。

山にハイキングに行ったら、ハチだと思ったのに、実はただのガやチョウだった、なんてことは珍しくありません。(人のほうがチョウであることに気づけないことのほうがおおいのですが…) また、バッタやカマキリが緑で、草むらで見つかりにくい色がしているのもある種の擬態、進化の結果だといえます。

どうして昆虫は擬態をすることができるのでしょうか。なぜ昆虫はこの擬態という能力を進化させたのでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました