転用・転載・コピペのルール

「人のマネはするな!」って言う学校の先生がいますが、まねることはいいことです!!

書道の授業では、お手本を横に置いて、文字を書きますよね。これは「マネ」です。しかし、書道を学んでいますよね。

「学ぶ」は古語(昔の日本語)では「まねぶ」という言葉です。この「まねぶ」には「学ぶ」という意味以外に、「まねる」という意味もあります。

今でも、書道や日本舞踊などの日本の伝統芸能では、師匠の踊りや文字のマネをすることが「練習」であり「学習」です。仏教では「写経」といって、お経を「書き写す」ことでお坊さんになるために必要なことを学びます。

日本人は、マネをすることで、師匠の知識や技術を学び、師匠の良さを吸収した上で、自分の「個性」を出すやり方で、文化を発展してきました。

というのに、テレビや広告の影響で「マネるのはずるい人」「パクリは悪いこと」というイメージが広がってしまいました。

しかし、師匠のマネをせずに、素晴らしい踊りが踊れたり、卓越した文字が書けるでしょうか? 書道でお手本なしに、はじめから美しい文字を書ける人はいません。天才でも無理です。

だというのに、学校の先生は「マネるな!」「パクるな!」と言います。これは「学ぶな!」と言っていることと同じです。

優れた人をマネることは、学習において最も大切なことです。まねることで、素晴らしい人の素晴らしさを自分の物にすることができます。科学や数学ではとりわけその傾向が強いです。

結局は、お手本にする師匠と自分は別の人間です。そっくりそのままマネようとしても、完璧にマネることなどできません。そして、マネることができない部分に「個性」が現れます。

有名な画家の絵をマネて書こうとしても、完璧にマネることができるのはその絵を描いた画家本人だけです。しかし、有名な画家を模写することで、駆け出しの画家はたくさん学習することができます。

高校生までは、マネることで「学習」する期間です。優れた文章やアイディアにたくさん触れて、たくさんマネて、大学生以降に「自分らしさ」「個性」を出していけば良いのです。

正々堂々、マネて、宿題を通して学んでください!
生物学日誌はマネは大歓迎です!

生物学日誌はコピペOK

本ウェブサイト(生物学日誌)に掲載されている記事は、ルールの範囲内で、記事や例文のコピペを許可しています。

実際は著作権という法律によって「コピペ」は禁止されていますが、個人利用に限って本ウェブサイトでは許可しています。

たとえば、以下のようなことをするためにコピペして使ってはいけません。

コピペしたらダメな使用法

・ コピペした文章で作文コンクールに応募する
・ 他のウェブサイトに転記する(引用でない場合)
・ 宿題や課題でいい成績をもらうためにコピペした文章を使う(引用としての使用ならばOK)
・ コピペした文章をそのまま使って自作のマンガや動画の一部とする(二次創作)
・ コピペした文章を売ってお金を儲ける(商用利用)

自分で書き直して使うのならば大丈夫!

しかし、面白いと思ったネタを見つけたとき、似たような作文を書きたいと思った人もいるかもしれません。

そのときは、「事実」や「アイディア」をパクリましょう。

文章をそのまま一言一句パクるのはNGですが、アイディアはパクっても大丈夫であると法律でも定められています。

たとえば、

という題材で作文を書きたいと思ったとします。

この例文をコピペして作文を書くのは著作権違反ですが、この例文中に書かれている「白髪が増える理由」は科学的な事実ですので、その内容を自分の言葉で書き直してみて、作文を書いて、コンクールに応募するのはOKです。

一分間スピーチの例文はコピペOKとしているので、そのまま使ってOKです。しかし、少し自分の言葉で書き直してみましょう。そうすることで、自分で考えた文章だと堂々と言うことができます。

とくに、1つのウェブサイトからではなく、他のサイトや本などでも同じようなことを調べて、自分の文章で書いたら、著作権違反になることはまずありません。

正々堂々、マネて、宿題を通して学んでください!
生物学日誌はマネは大歓迎です!

タイトルとURLをコピーしました