ATMは私たちの生活に欠かせない存在です。
世界のATMは、1967年6月27日にイギリスのバークレイズ銀行が導入したデバイスが、今日私たちがATMと呼んでいるものの初期モデルです。
ATMはジョン・シェパード=バロンというイギリス人によって発明されました。
シェパード=バロンは、イギリス中どこでも現金を手に入れる方法がないか考えていました。そして、チョコレートバーの自動販売機がチョコレートバーを出すのと同じように、機械が現金を出すことを思いつきました1。
しかし、実はイギリスにATMが登場する以前、日本では1966年にクレジットカードを挿入するだけで現金を引き出すことができるデバイスが使用開始されていたのです。
しかし、このデバイスはあまり広く知られていなかったため、一般的には世界初のATMとして認識されていません。
日本の技術が「世界初」であると認識されていないのは少し悲しいですが、チョコレートバーの自動販売機からインスピレーションを得てATMが発明された話も興味深いなと思います。