『好きになる生物学』吉田邦久 生物学をおもしろいエピソードと一緒に学べる本

『好きになる生物学』は生物学の基礎の基礎から学べる本です。

高校生物の内容程度ですが、ATPやホルモン、伴性遺伝など、しっかりと踏み込んで書かれています。会話調の文章と説明を行う文章が交互に書かれていて、わかりやすい構成になっています。会話調の文章にはジョークも交えられているので飽きずに読み進められます。

入門には最適ですし、生物学を学んでいる人にとっても、イメージがつきにくい細胞や分子の世界を、例やたとえを使って描かれているので、「たしかに、こういう風に考えるとわかりやすいな」と思うような箇所がいくつもあります。

高校生物すべてを網羅しているとはいえませんが、高校生は一読して損はありません。また、大人が生物学について学び直す、また生物学的な身近な話題について理解するために読むには最適だと思います。

好きになる生物学
東大出身の吉田邦久教授が高校レベルの生物をわかりやすく面白おかしく解説している本です。高校生・生物学初学者におすすめです。

コメント

  1. […] と思った人は、「好きになる生物学」という本をおすすめします! 図がとてもわかりやすく楽しく読める本です。まあ、高校の理系で生物を選択しないのならば、理解せずに読み飛ばしても大丈夫ですが。 […]

  2. […] 『好きになる生物学』吉田&#37… おもしろ生物コラム シアノバクテリア 共生説 好気性細菌 真核生物 […]

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