真核生物とは何か

「真核」って聞き慣れない言葉ですよね!

この記事では真核生物について、わかりやすく説明していきます!

真核生物は真核細胞を持っている生物のことです。真核生物には、単細胞生物もいますが、ほとんどが多細胞生物です。

では、真核細胞とは何なのでしょうか。

原核細胞と真核細胞の違い

細胞は大きく2つに分かれます。原核細胞と真核細胞です。

この2つの細胞の違いは、核があるかないかです。

核がある細胞を名付けるために、昔の生物学者はギリシャ語を使うことにしました。

euはギリシャ語で「真の」という意味で、karyonは「粒」や「中核」を意味します。この2つのギリシャ語を使って、eukaryoteという言葉を作りました。「核が真である生物」という意味です。

核がある生物のことを英語ではeukaryoteと言うのですが、これをどう日本語にしようかと考えた日本人の生物学者が「真核生物」と名付けることにしたということでしょう。

どうせなら、もう少しわかりやすいネーミングにして欲しかったですね!

「有核生物」とかだったら、生物学の勉強が楽になったような気がします。

「真」は「真偽」という時のように「正しい」という意味です。つまり、「核が真である」ということから、核がある

原核生物は核がない生物

核がある真核生物のほうが複雑な構造をしており、より「発達した」生物だと考えられました。

そのため、以前の状態の生物という意味で、核がない生物は原核生物と呼ばれるようになりました。

英語ではprokaryoteで、proは「以前の」という意味です。「核以前の生物」という意味ですね。

これも、原核生物という紛らわしいネーミングではなく、

「無核生物」とかわかりやすく名付けてくれればよかったのに、、、

生物学者は本当にネーミングが下手なんですよね、、、

ニシローランドゴリラの学名なんて「Gorilla gorilla gorilla(ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)」ですからね。

これは、ふざけているのではなく、本気で命名して、逆にわかりづらくしちゃってるんです。

タイトルとURLをコピーしました