動けないけど実はすごい! 植物の雑学一覧

思わず人に話したくなるような植物の雑学ネタを集めてみました!

植物は動けないけど実はすごいんです!

むしろ、すごい能力をもっているので「動く必要がない」と言ったほうがよいかもしれません!

お刺身についているタンポポのような花は菊の一種で、毒素を分解する酵素が含まれている。2

花粉はウイルスによく似ているため、ヒトに花粉症を起こさせる。3

ブロッコリーの味を通常より非常に苦く感じさせる遺伝子があり、その遺伝子をもつ人はブロッコリーが食べられない。4

平安時代のダイコンは細くて白いものだったため、「大根足」は美脚を意味するほめ言葉だった。5

野生のバナナには種がある。食用バナナは突然変異した3倍体のため、種ができない。

世界一高い木はアメリカ・カリフォルニア州にあるセコイアメスギで115メートル(25階建てのビルの高さ)である。6

サボテンのトゲは、葉っぱが進化したものである。サボテンは気孔を茎に発達させて光合成を行うことで、葉をトゲにすることで蒸散を押さえ、また水分に餓えた動物に食べられないように進化した。降水量が少なく、しかも高温で乾燥している地域で生き残るためのサボテンの戦略である。7

追記・参考文献

  1. 面白くて眠れなくなる植物学』稲垣栄洋, PHP研究所, 2016
  2. 食用菊にはコレステロールや中性脂肪を低下させるなどの効果がある。食用菊は花びらを醤油に浮かべて香りと食感を楽しむ食べ方が一般的。
  3. ヒトの免疫細胞がウイルスだと間違えて追い出そうとするので、鼻水や涙が出る。
  4. ブッシュ大統領もそのひとりで、ホワイトハウスのメニューからブロッコリーを廃止した。『エッセンシャル 遺伝学・ゲノム科学(原著第7版)』Daniel L. Hartl (著), 化学同人, 2021
  5. 面白くて眠れなくなる植物学』稲垣栄洋, PHP研究所, 2016
  6. 面白くて眠れなくなる植物学』稲垣栄洋, PHP研究所, 2016
  7. 子どもの科学 2022年10月号』 誠文堂新光社
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