生物学が好きになる雑学一覧

学校では教えてくれない面白い生物学の雑学を集めてみました!

会話のアイスブレイクやスピーチのネタとして、ぜひ参考にしてみてください!

ホモ・サピエンスはネアンデルタール人と交雑しており、私たちののDNAの一部にはネアンデルタール人のDNAが存在している。2

ヒトの神経細胞には1m以上の長さのあるものがある。

腸には1000兆個の腸内細菌が住んでいて、その重さはなんと1.5kg!

日焼けをするのは細胞が紫外線からDNAを守ろうとする大切な防御機能である。

小腸を伸ばせば5〜6mの長さになる。3

血管をすべて伸ばしてつなげれば、9万km(地球を二周する以上)の長さになる。4

すべてのネイティブ・アメリカンの血液型はO型。5

ウイルスは生物ではない。生物でも無生物でもない中間の存在が「ウイルス」である。

ポケモンの「進化」とは生物学的には進化ではなく、昆虫などにみられる「変態」という現象である。6

もともと酸素は生物にとって毒だった。そして、細胞小器官ミトコンドリア」がなければ、今も酸素は毒である。そのため酸素中毒が起こる。

「進化」とは必ずしも「進歩」を意味しない。生物学的には「退化」も進化である。7

生物学的には、人類は他の動物よりも進化しているわけではない。8

「DNAが遺伝する」という表現は間違っている。「DNA」「遺伝子」「ゲノム」「染色体」は全てがそれぞれ異なった意味を持つ語である。

「自然食品は加工食品と比べて安全性が高い」といわれるが、実際は毒性の強いものをリストアップしていくと、自然由来のものが多数上位に上がる。9

追記・参考文献

  1. ちなみに太陽系の直径はおよそ150億kmであるため、一人の人間の体からDNAだけをとり出して一本につなげば、太陽系を2回以上くくることができる紐となる。『DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド
    武村政春, 講談社, 2005
  2. ゲノムが語る人類全史』アダム・ラザフォード(著), 文藝春秋, 2017
  3. DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド
    武村政春, 講談社, 2005
  4. DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド
    武村政春, 講談社, 2005
  5. 『遺伝人類学入門』太田博樹, 筑摩書房, 2018
  6. 遺伝人類学入門』太田博樹, 筑摩書房, 2018
  7. 遺伝人類学入門』太田博樹, 筑摩書房, 2018
  8. だからといって、進化していないわけでもない。人類は確かに「唯一無二ユニーク」ではあるが、地球上の他の全ての種も唯一無二ユニークであり、生物学的に「高等」あるいは「下等」な生物は存在しない。『ゲノムが語る人類全史』アダム・ラザフォード(著), 文藝春秋, 2017
  9. 毒があるのになぜたべられるのか』船山 信次, PHP研究所, 2015
タイトルとURLをコピーしました